これまで経営コンサルタントとして、多くの経営者の方々に色々なアドバイスをしてきた。
業績も向上し、信頼関係もじゅうぶん構築できた頃合いを見計らって、私はいつも経営者にこう切り出す。
「転勤制度を無くす方向で検討しませんか」
これまで、ほとんどの経営者の方々が真剣に話を聞いてくれた。
長期的にみれば、転勤制度の廃止が、
会社の経営にも日本社会にもプラスであること。
転勤制度が少子高齢化、女性の社会進出に少なからず悪影響を及ぼしており、
転勤制度の廃止も含めた真の「生産性向上」が喫緊の課題であること。
多くの経営者の方々が理解を示してくれている。
まだ少数だが、転勤制度を見直したり、廃止した会社も出始めた。
転勤制度を廃止して、就職希望者が何倍にも増えたらしい。
そのうち、転勤制度のある会社には、人が集まらないようになるかもしれない。
転勤制度の廃止が、これからどんどん広がっていって、当たり前になっていくまで、
私は提案し続けるだろう。
「転勤制度を無くす方向で検討しませんか」