microSDカードでデータを長期保存するのは危険。データの自然消失に備えて早急なバックアップを!

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SDカードやmicroSDカード*でデータを長期保存していると、最悪データが自然消失し読みだせなくなることがあります。思い出のつまった大切な家族の写真や動画など、どうしても残しておきたいデータは、万一の消失に備えて早急にバックアップとられることを強くおすすめします。

 

こんにちは。

最近SDカードの大切なデータを飛ばしてしまい、しばらく凹んでいたじょうしまです。

 

バックアップは大切だとわかっているものの、「面倒なので後でやればいいや」と思っていた矢先の出来事でした。バックアップが面倒だとこれからも同じことを繰り返しそうなので、面倒でないバックアップ方法を考え、気を取り直して実践しているところです。今のところ、これなら続けられそうです。

 

大切なデータを無くしたくない人は、ぜひバックアップをおすすめします!

 

【おすすめ3つ】SDカード データのバックアップ方法

おすすめ度3位:外付けハードディスク

一般的で簡単、お手軽なのは、外付けハードディスクに保存(バックアップ)する方法です。

ポータブルHDDであれば、場所を取りませんし、手のひらサイズで●TBといった大容量のHDD比較的安価で入手することができます。そこにパソコン経由で保存、バックアップするのがお手軽です。

また、USB3.0に対応したハードディスクならば転送スピードも速く、バックアップに要する時間を短縮できます。

 

但し、HDDにも弱点があります。構造上振動や衝撃に弱いため、故障しやすい点です。

メーカーや機種、個体差にもよりますが、寿命おおむね3~4年といわれています。あくまで目安なので、当たり外れがあることに注意が必要です。実際に私が使ったHDDでも、問題なく10年以上動いているHDDもあれば、1年で故障するHDDもありました。

なのでハードディスクにバックアップしたからといって安心していられません

何年後かにいざデータが必要になった際、HDDが認識しない、という事態も考えられます(実際にありました!)。

 

大切なデータを失わないためには、複数のHDDに記録したうえで、こまめに新しいHDDに更新したり、クラウドストレージなど別メディアへの保存を併用するなどして、データ消失の確率を下げることが必要となってきます。

 

 

おすすめ度2位:クラウドストレージ

Google DriveやDropbox、iCloudなど、各社からクラウドストレージのサービスが提供されています。

クラウドのメリットは何といってもその利便性です。インターネットにつながっていればいつでも、どこでもデータのバックアップや取り出しができます。クラウドによっては、アプリを使ってスマホで撮影した画像を自動でアップロードしたり、データを自動的にバックアップすることできたりと、便利なサービスが数多く提供されているのが特徴です。

また、自宅に保管していたデータが万一、自然災害などで失われるような事態になっても、クラウドに保存しておけば安心です。保存するサーバーは多くの場合自宅から離れた場所(サービスによっては海外)にあるので、災害がおよばず高い確率でデータを守ることができます。

 

一方、クラウドにもデメリットがあります。データ転送はインターネットと繋げて行うので、接続サービスによっては転送速度が遅かったり、あまり大容量のデータを送れない(転送制限に引っ掛かる)場合があります。これを回避するには、転送するデータをため込んで一度に送ろうとせず、安定した自宅回線やWifiの下でその都度こまめに転送すればよいでしょう。

また、クラウドはサービスによっては会社の都合でサービス内容が変わったり、最悪サービス自体が終わってしまう場合があります。できるだけ信頼のおける会社のサービスを選んで、こまめにサービス内容の変更をチェックするようにしましょう。

 

あと、クラウドは、インターネットに接続されたサーバー上にデータを保管するため、情報漏洩ハッキングの可能性がゼロではないことに注意しましょう。情報漏洩の可能性をできる限りゼロに近づけるために、セキュリティーの高い認証方法や接続方法を取ったうえで、漏洩して困るデータはファイルやフォルダごと暗号化するようにしましょう。

 

 

おすすめ度1位:NASへの保管

先ほどのクラウドもおすすめなのですが、私はNAS(自宅のネットワークファイルサーバ)への保管も併用しています。その中でも、クラウドに自動でバックアップしてくれるNASがおすすめです。

私が最近買い替えたアイ・オー・データのNAS(HDL2-AAシリーズ)は、自動でクラウドサーバに自動でバックアップしてくれます。また、NAS自体にHDDが2台入っており、同じデータを2つのHDDに書き込んでRAID1のようにデータ消失のリスクを低減することができます。

 

また、PCからNASへのバックアップも、ソフトウェアを使って自動でバックアップするのが便利です。バックアップソフトは探せばいろいろありますが、Sync withというアイ・オー・データのソフトが手軽で、スケジュール設定でPCに溜まったデータを定期的に自動バックアップしています。

また、なすカメのようなカメラアプリをスマホにダウンロードして、スマホで撮影した写真や動画を自動でNASに転送して保存できるので、今度はこちらも試してみようと思っています。