以前転勤族だった私は、転勤の辞令を受けるたび、いつも転居か長時間通勤か(それとも転職か)の2択(3択?)で迷っていました。
そして何回か転居を伴う転勤ののち、ついに転勤からの決別を決意します。
既に、何回も転勤して、その都度パートナーや子供には退職や学校の転校等で多大な迷惑や負担をかけてしまっている中、
「もうこれ以上家族に負担をかけたくない」
「長時間通勤で頑張ればなんとかなるか」
と長時間通勤に気持ちが固まりかけていた時、同窓会で大学時代の友人に会い、
「長時間通勤で心身ともに疲弊した話」を聞いて、
転勤や長距離通勤からの完全離脱(=独立)を決意しました。

それまでに私は欧米各国への海外赴任を通して、転勤が日本独特の慣行で、働く人の意向を考えない一方的な転勤制度の在り方に疑問を持っていました。
また以前から独立指向があったので、良い機会だったと思います。
当時は周囲の理解もあまり得られませんでしたが、最近ようやく転勤制度に対する人々の考え方も変わってきました。
いまでは長距離通勤も本人の意にそぐわない転勤も、働く人はもちろん、会社にとってもデメリットばかりだということが周知されてきているので、無くしていく必要があります。
先の大学時代の友人が勤めていた会社も、異動で長時間通勤になった人を、今になって自宅近くの元の職場に戻しているらしいです。友人にとっては今更ですが、社会にとっては大きな進展でしょう。
私がコンサルをしているいくつかの会社でも、転勤で会社を辞める人も増えてきているようで、制度改定が喫緊の課題になっています。
ヨーロッパでも長時間通勤が問題になっていましたが、最近では残業代を支給する例もあるようです。
通勤時間も「労働時間」とみなしてもらえる!? 欧州司法裁判所が画期的判決を下す
2015.11.27 キャリコネニュース
大事なのは、おかしいと思ったことは変えていく柔軟な姿勢です。